ラボオートメーション用ドライブシステム

液体処理応用分野には、信頼性、精度、高出力密度が必要です。高速かつ正確な位置制御を可能にするmaxonドライブは、X、Y軸の移動や投薬を行うZ軸など、多くの操作に最適です。

PCRとDNA応用分野は、基礎研究から病気の診断、農業試験や法医学調査に至るまで多岐にわたります。maxonのコンパクトで優れた効率性を発揮するドライブシステムでは、同レベルの精度を維持しながら PCR実行時間を延長することができます。 

maxonは、分子生物学、分析化学、医学分野において、サンプルや試薬を正確かつ高い再現性で分注する電子ピペットに使用されるドライブソリューションを提供しています。maxonのリニアソリューションは、効率の向上を実現するとともに、高粘度の流体を使用する場合に非常に高い作動力を発揮します。 

POCアプリケーションを実際に効果的に使用して、迅速な分析と早期診断を実現できるようにするには、ドライブシステムは小さくて使いやすいものでなければいけません。さらに、ドライブシステムは正確に校正され、可能な限り自動化されていなければなりません。 直径6～16 mmのmaxonのドライブは、POCの理想的なソリューションです。 

実験室用途のロボットアームは極めて厳しい要件を満たし、正確な把持動作を実現しなければいけません。電気ドライブは、モータとエンコーダの組み合わせにより、絶対的な精度で作動する必要があります。小さなスペースで可能な限り高いトルクを確保するには、高い出力密度が不可欠です。maxonは正しいソリューションを提供します。maxonのドライブシステムは、特殊な巻線により、高い効率と高精度を実現します。 

サンプルチューブの手動でのキャッピングおよびデキャッピングには、膨大な作業時間がかかります。プロセスを自動化することで、人為的ミスのリスクが軽減され、研究室で働く人々の潜在的な健康リスクやエアロゾル汚染を回避することができます。たとえば、maxonの8 mm BLDCモータは96軸ソリューションに適しています。一方、16 mmモータは24軸ソリューションに最適です。