航空宇宙産業向けドライブシステム
信頼のおける空のパートナー
妥協のない品質、革新的な技術、何千時間にもわたる飛行時間: maxonは、大空における最も信頼できるパートナーとなることを目指しています。maxonによる宇宙航空産業向け電気ドライブシステムは、コックピットのパイロットを支援し、ドローン、衛星、そして火星の探査車を動かす原動力となっています。
2010
年以来maxonは航空宇宙分野に特化した独自の事業部門を運営しています。
20
年間 にわたりmaxonのドライブ技術は、「赤い惑星」で火星探査車を探索しています。
7000
種類を超えるコンフィグレーションを、航空宇宙分野のために特別にご用意しています。
航空宇宙産業向けドライブシステム
maxonの技術は20年以上にわたり、「赤い惑星」である火星で探査車を動かしています。最新技術を駆使した長距離航空機でも、今日、何百台ものドライブシステムが投入されています。そしてここ地球では、maxonはお客さまとともに、個々のコンポーネントや難易度の高い技術システムで構成されるドライブソリューションを、旅客機、ヘリコプター、宇宙船、ひいては無人航空機のためにも開発しています。
航空宇宙産業において高い効率と信頼性を誇るmaxonの高性能ドライブシステムは、他の追随を許さない高品質を保証します。2012年以来、maxonはEN 9100 (AS 9100に相当) に準じ認証を受けています。この規格は、航空宇宙産業用の部品を開発・製造する企業を特に対象としています。また自社ラボでは、ドライブの振動・衝撃に対する試験、冷却、温熱、真空状態での試験などが行われています。
maxonは、お客さまのニーズに合わせた精度、そして世界中どこでもスイスの高水準を保証する包括的なサポートネットワークの代名詞です。maxon の航空宇宙専門チームは、シンプルなアプリケーションにおいても、数年を要する複雑な開発プロジェクトにおいても、変わらずお客さまをサポートいたします。
maxonの航空宇宙チームは、火星探査ミッションにおけるドライブの使用など数多くの特別なプロジェクトで培かわれた知識を活かして、連続生産の専門知識を深めてきました。これを可能にしているのが、最先端の技術、そしてラボにおける入念な試験です。maxonは決して現状に甘んじることはありません。旅客機、ヘリコプター、宇宙船など種類を問わず、maxonは航空宇宙産業のために新しい可能性を提供していきます。
長期的なパートナーシップのために
グローバルに活動するスイス発の家族経営企業として、maxonは長期的な連携・協力に最適な信頼のおけるパートナーです。maxonは世界中で、高度な専門性を取り入れた製造拠点を運営しています。現地のエンジニアリングサポートとの組み合わせで、maxonは航空宇宙業界におけるどんな難題にも迅速かつ柔軟に対応し、何十年もの安定性を誇る製品をご提供することを可能にしています。
弊社の推奨製品
航空宇宙分野の標準コンポーネント
maxonの航空宇宙製品は、DO-160Gに準拠し、温度の変動、湿気、衝撃、振動といった環境条件に従ってテストされているため、難易度が高い用途にも適しています。標準化された基本生産プログラムのおかげで開発サイクルが加速され、航空宇宙産業向けの製品をより迅速にお客さまにご提供することが可能となっています。 詳細については、お近くのmaxonエキスパートまでお問い合わせください
Experts
お客さま固有のドライブシステム
標準コンポーネントでは対処できない困難な要件を満たすのために、maxonはニッチソリューションおよび大量生産に対応するまったく新しいドライブシステムを開発しています。これには、電気モータ、ギアヘッド、やコントローラといった個々のコンポーネントであったり、またはこれらを組み合わせて完全なアクチュエータ形式にすることも可能です。maxonのプロジェクトチームはすでに仕様の段階からお客さまをサポートし、認証プロセスに関与します。また、信頼できるスイス製の品質で、難易度の高い用途にも対応します。基本コンポーネントを使用するおかげで、カスタマイズ仕様のドライブでも魅力的な価格およびリードタイムでお求めいただけます。
アプリケーション固有のドライブソリューション
すべての航空宇宙市場のセグメントには、独自の要件と課題があります。maxonは、ドローン市場等のニッチ市場に焦点を当てた製品とソリューションでこれらの要件に対応します。難易度の高いプロジェクト、最高のシステム統合、そしてコンポーネントというレベルを超えた納入範囲のために、maxonは、個々の開発プロジェクトを通して航空宇宙業界のお客さまをサポートします。これらのプロジェクトでは、ご希望の要件に正確に対応するテーラーメイドの構造ができあがります。相互調整されたこれらの製品は、最高の安全性と収益性を実現する優れた効率性と信頼性を特徴としています。
コンフィグレーション
新たなアイデアがプロジェクトを生む
maxonの広範囲なドライブカタログは、あらゆるプロジェクトを始めるのに最適なベースを提供します。オンラインコンフィギュレーターなら、ソリューションを素早く簡単に変更できます。これにはたとえば、サイズ、ギア段、モータベアリング、シャフトまたはエンコーダなどが含まれます。
maxonの航空宇宙製品は、航空宇宙産業の高い要件に対応しているため、ぴったりの製品を効率的かつコストを最適化して開発し、迅速に提供することが可能です。
航空宇宙産業向けドライブシステム
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プロジェクト管理
maxonプロジェクト管理チーム: 明確な目標設定、熱意溢れるチーム
maxonの航空宇宙チームは、困難な課題を伴うプロジェクトに情熱を注ぐとともに、お客さまとの密接な関わりを重視しています。maxonは、明確に取り決めたプロジェクト範囲に合わせ、技術、コスト、所要時間にも配慮しながらお客さまをサポートいたします。開発プロジェクでは航空宇宙部門のプロジェクトマネージャーが担当となり、仕様策定のフェーズから生産開始に至るまでお客さまと共に歩みます。
また、常に最大限の柔軟性を確保し、先を見越した情報をご提供することを保証します。
RFI/RFP: このフェーズでは、maxonの販売/プロジェクト管理チームがお客さまと一緒にお客さまの要件を理解し、詳細を決定していきます。これにより、お客さまのニーズを最も的確に反映する製品をご提供することが可能となります。
よくある質問
カタログ製品が満たしている標準・規格は?
maxonカタログ製品は、ISO 9001に準拠して開発・生産されています。しかしながら、maxonはさまざまな業界に幅広いルーツを持っています。このため、必要に応じて業界固有の品質システムを適用することも可能となっています。EN 9100に完全に適合するには、お客さま一人一人のために固有の開発プロジェクトを立ち上げ、要件の検討またはリスク分析を行う必要があります。これに対し、製品レベルでは、品質レベルがすでに非常に高いため、規格間の差異はむしろほとんどありません。
品質管理システムはどのように機能していますか?
maxonの品質管理システムは、個々の部品の受入検査から、生産段階における100%の電気的最終検査までをカバーする、複数のレベルにわたるシステムです。ここには、コンフィギュレーション/変更点の管理が引き続き含まれています。また、各生産ロットの追跡可能性を高度な透明性で実現するほか、入念な文書化も行われています。
コンフィギュレーションおよび変更点の管理はどのように機能していますか?
コンフィギュレーションや変更点の管理は、お客さま固有の要件に応じてさまざまなレベルで行われます。製品の形状、篏合方式、機能に関する変更は入念に分析されます。合意内容および適用されるレベルによっては、変更を行う前に通知または許可が必要となります。これに加え、maxonでは包括的な陳腐化管理を実施し、お客さまに早期にお知らせしています。
FAR、DFARやサイバーセキュリティ要件のような法的規制は遵守されていますか?
maxonは、すべての現行規制や輸出法を遵守することを自らに義務付けています。しかしながらこれは、特別な注意を払う必要があるデリケートなトピックです。私たちは、maxonのコンプライアンスに対するアプローチが、maxonが携わることが許されたプロジェクトや製品にどのような効果を及ぼすかを、お客さまに明確に理解していただくことを目標としています。最も優先されるのはサイバーセキュリティです。maxonはNIST800-171に準じてサイバーセキュリティにまつわる自らの状況を評価し、米国政府のサプライヤーパフォーマンスリスクシステム (SPRS) の枠内で自己評価 (「基本」型式) を行います。
適用されている輸出検査方針は何ですか (デュアルユース、ITAR)?
maxonは、商業的標準製品を視野に入れたどんなプロジェクトにも対応することができます。その際、ライセンスは必要ありません。しかしながら、特にmaxonのように、世界中に生産拠点を置くグローバル企業にとっては、輸出法は複雑なものになります。各種の規制・規則は正確に監視されます。また、ご質問がございます場合は、maxon担当者がお客さまをサポートします。
maxonは、お客さま固有の産業用ドライブソリューションを提供し、EAR 99 ~EAR 600番帯の検査を受ける航空宇宙アプリケーションにこれを取り込むことに成功しています。EAR 600番帯の対象となる共同作業では、maxonとお客さまによるライセンス活動が追加で必要となる可能性がありますが、maxonはこれらのプロジェクトにも参加する用意ができています。
しかしながら現時点では、maxonが開発または納品する製品あるいはコンポーネントがITARの対象となっているプロジェクトには、maxonは参加できません。詳細については、maxon販売部門スタッフまでお問い合わせください。
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