メディアと出版物
アイデア。知性。エモーション。
maxonには、さまざまなストーリーがあふれています。ここでは、maxon のエキサイティングな世界を覗いていただけます。インタビューやアプリケーションレポート、そしてmaxon カスタマーマガジンや製品カタログをお楽しみください。
maxon
それぞれのストーリーで、私たちの好奇心と、お客様のために解決策を見つけ、限界を超えた新しい可能性を生み出したいという熱意を垣間見ることができます。
Driven 雑誌
未来の質問、テクノロジーの答え
マクソンはエキスパートと共に未来を見据えます。そこに見えるのは、火星に移住し、脳のコードを解読し、AIのおかげで気候変動を打開する未来です。楽観的すぎるでしょうか?テクノロジーは本当に解決策になるのでしょうか?未来へと突き進む私たちの原動力をご覧ください。
電子版を読むDriven
アーカイブにて全号をお読みいただけます。
maxon のドライブ技術に関するエキサイティングなストーリー、エキスパートとのインタビュー、驚きのファクトや興味深い専門記事を掲載しています。maxon カスタマーマガジンの他の号はこちらでお読みになれます。
沿革
謙虚な革命家たちの物語
弊社が作成した動画「Dear little razor」では、スイス中心部から火星に到達するまでのmaxonドライブの冒険に満ちた物語をご覧いただくことができます。
maxonの沿革
1961年:創業
1961年12月5日、Interelectric AG(今日のmaxon motor ag)は、フランクフルトに本社を置く電機メーカー、Braun社の生産工場として設立されました。その場所は、スイスのオプヴァルデン州にある美しい風景のザクセルンです。
1963年:BRAUN社製カミソリ用シェービングフォイル
ガルバノプラスチック、すなわち金属コーティングされた製品の生産を開始。最も重要な製品は、有名なBRAUN社製カミソリ用のシェービングフォイルです。さらに電気機械デバイスの開発部門を設置します。
1968/1969年:maxon DCモータの開発
これは、コアレスロータを備えた直流モータ、つまりDCモータの開発へと導いたすべての革新技術の基礎となります。DCモータの利点は、鉄を使用しないため、従来のモータのほぼ2倍の効率性を発揮することです。ダイヤモンド型コイルと製造工程で特許を取得します。maxonが商標として登録されます。
1979年:maxon motor GmbHの設立
maxonのモータが、ポケット電卓、ビデオ機器、テープレコーダなどの日常的な機器に使用されるようになります。Interelectric AG Münchenが最初の子会社、maxon motor GmbHを設立します。
1981年:米国への進出
オプヴァルデン州に拠点を置く同社にとって、アメリカ市場はますます重要になっていきます。その結果、Interelectric AG はサンフランシスコの米国販売パートナーを引き継ぎ、社名をmaxon Precision Motors, Inc.に変更しました。
1989年:ドイツで生産開始
Interelectricは、遊星歯車と平歯車の製造のためにセクサウ(ドイツ)に生産施設を開設します。
1997年:最初の火星探査車
11台のmaxon DCモータが、赤い惑星の最初の探査車、NASA「ソジャーナー」で使用されます。
1999年:maxon motorの設立
新年紀を迎える前に、同社は組織再編を行い、「Interelectric」から「maxon motor ag」になります。
2004年:火星に再び着陸
NASAの探査車「スピリット」と「オポチュニティ」が火星に着陸。これらの探査車は、
それぞれ35台のmaxonモータで駆動し、ロボットアーム駆動部、削岩機、制御機構、カメラと6つのハイテクホイールの操作部に搭載されました。
2004年:ハンガリーに新しい生産拠点を設立
maxon Motor agは、ヴェスプレーム(ハンガリー)の新しい生産ビルに移転し、ドライブシステムのアセンブリ生産を開始します。
2007年:医療事業ユニットの設立
医療事業部門の設立により、現在では、インスリンポンプ、プロテーゼ、手術用ロボットなど向けの高精度ドライブも開発されています。
過酷な条件に耐えうるモータがイノベーション賞に
2010年、maxon motorはスイス中央商工会議所のイノベーション賞に輝きました。maxonは過酷な条件に耐えうる新型精密モータ、maxon EC 22 HDで、審査員たちをうならせました。このモータは、200°C以上の高温に耐えることができます。
2012年:世界初のオンラインコンフィギュレータを導入
maxon は、世界初のオンライン構成可能なmaxon X drivesを発表。モータ、ギアヘッド、センサ、制御ユニットを、マウスクリックだけでカスタマイズし、注文することができます。
2013年:韓国での生産開始
東アジア事業強化のため、maxon motor manufacturing Co., Ltdを設立。セジョン(韓国)で最初のブラシレスDCモータの製造を開始します。
2014年:maxon、彗星を追いかける
maxonのドライブが初めて彗星に降り立ちました。10年以上にもおよぶ宇宙の旅を経て、ヨーロッパ発の宇宙探査機ロゼッタは67P/チュリモフ・ゲラシメンコ彗星(略称:チュリ彗星)に到達しました。2台のmaxon DCモータは10年間も真空状態を耐え抜いたのです。
2015年:電動自転車事業へ進出
maxon motorは、自転車向けに超高性能な小型後輪ドライブを導入し、電動自転車事業に参入します。スイスで開発・製造されたこのユニットは、わずか3秒間で0 km/hから30 km/hへの加速が可能です。
2016年:第1回サイバスロン
チューリッヒ工科大学は、世界中から80チーム以上が参加し、機械で支援された競技者であるパイロットが6種目の競技で競い合う第1回サイバスロンを開催しました。 maxonはスポンサーおよびパートナーとしてこのメガイベントを最初からサポートしてきました。
2017年:zub machine社を買収
maxon motorは、スイスの企業zub machine control AG社を買収し、インテリジェントなマスタコントローラを備えた製品ポートフォリオを拡張します。
2018年:Parvalux UK社を買収
maxon motorグループは、ギアヘッド付き電気モータのメーカーである英国のParvalux Electric Motors Ltd社を買収し、これにより高出力なACドライブおよびDCドライブの製品ポートフォリオが拡張されました。
2018年:イノベーションセンターの開設
スイス本社にmaxonイノベーションセンターを開設。医療機器用マイクロドライブは、このセンターの最先端クリーンルームで製造されています。
2019年:米国での生産開始
2019年3月には、米国初の生産施設が開設される予定です。マサチューセッツ州トーントンを拠点とするこの生産施設では、設計、製造、販売のためのスペースが設けられます。
2019年:システムソリューションの重要性が高まる
maxonはコンポーネントプロバイダからシステムプロバイダへと変貌します。モータ、ギアヘッド、センサ、コントローラ、バッテリ、ソフトウェアを組み合わせたメカトロニクス総合ソリューションを顧客と共に開発する機会が増えていきます。
2019年:ブランド名をmaxonに変更
maxon motorからmaxonへ。同社は、システム市場での地位を確立し、さらなる成長を図るため、グローバルな組織再編を行います。maxonの新たなブランド化はこの戦略を体現しています。
2020年:無人航空機およびロボット市場向けの新型モータ
maxonは、ドローンのスタートアップ企業Flybotix社と共同で、新タイプの検査ドローン向けに性能を最適化したBLDCモータを開発しました。また、ロボット工学分野のスタートアップ企業であるANYbotics社と共同で自律型検査ロボット向けのドライブシステムを開発します。
2021年:3度目の火星着陸
探査車「パーサヴィアランス」が火星に着陸。この待望のミッションでは、複数台のmaxon電動ドライブが使用されます。このドライブを装着したヘリコプターで初飛行を行い、岩石試料を採取する際にロボットアームの駆動を担います。
2022年: –maxonの60年以上の軌跡
maxonは、全世界で3,000 名を超える従業員、9か所の生産拠点、40か国の販売ネットワークを擁し、創立60周年を迎えます。
地球の中心から、火星まで。
コーポレートコミュニケーション
メディアお問い合わせ先
メディアまたはその他のコンテンツに関するお問い合わせは、弊社にご連絡ください。maxon のコミュニケーションのスペシャリストが、maxon の世界から生まれたニュースやストーリーについて、喜んで情報をご提供いたします。
Daniela Renzo
情報
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