デルタ結線 vs Ｙ結線

巻線の結線方法は、モータの選定において重要ではありませんが、知っておくとよい知識です。

maxonの菱形巻線は、 3つの部分巻線に分割され、120°ずつ位相をずらして配置されています。部分巻線は、「Y」または「Δ (デルタ)」のふたつの結線方法で接続できます。

デルタ結線の場合は、W1、W2、W3 の合計印加電圧が得られます。デルタ結線が通常、高速機能を備えたモータに適用されているのはこのためです。

さらにY結線では、印加されたすべての電圧を取得するのではなく、中性点による2つの巻線への分圧効果が得られます。このタイプの回路を特徴とするモータは、通常、回転数定数は低くなりますが、トルク定数は高くなります。このような巻線は通常、maxonのEC-FlatおよびEC-Iモータに適用されています。

ご使用のモータの結線方法が「Y」または「デルタ」のどちらであるかをお知りになりたい場合はお問い合わせください。お問い合わせ先が分からない場合は、当社のウェブサイトでお近くのお問い合わせ先をご覧ください。