2030: 研究室 & 薬物送達

maxon Franceは30年以上にわたり、医療機器メーカーに最適なインテリジェントモーションを提供することに尽力してきました。

実験器具や薬物送達デバイスの専門メーカーが直面する2030年の課題に特化した弊社の第2報告書では、電動医療機器市場における詳細な分析をご紹介しています。これらのデバイスは、科学、社会、規制における変化によって、新たな課題に直面しています。P4医療革命の最前線にいるmaxon Franceが、電動化とメカトロニクスに関する弊社の知識と見解を以下にご紹介いたします。

CEOのアラン・ポンティーユが以下に説明する通り、今後は多くの課題が待ち構えています。

私たちはフランスにおけるイノベーションの発展における自分たちの責任を自覚しています」 – アラン・ポンティーユ MDP最高責任者 – maxon France

体外診断装置やドラッグ送達システムの市場は、今後どのように発展すると思いますか？

アラン・ポンティーユ: IVD市場は、過去20年間にわたって絶え間なく進化し続けてきました。弊社は、この分野で活躍する大手企業を、新しい実験機械のための完全なメカトロニクスサブアセンブリの設計、開発、製造において支援できることを誇りに思っています。これらのプロジェクトは、常に精度とコンパクトさに重点を置いた、真の技術的課題に取り組んでいます。ポイントオブケア検査の開発における新しいプロジェクトは、接続性の向上と、さらにコンパクトで人間工学に即した本格的な改善をもたらします。一方、薬物送達用シリンジは、機械工学、MID、接続性、よりコンパクトで軽量化が進む設計の組み合わせなど、技術的コンポーネントの組み合わせの可能性を広げます。

これらの市場に関わる企業に、御社は何をもたらしていますか？

これらの分野で私たちが関わる企業は、多くの場合、革新的なコンセプトに後押しされ、技術的、財務的に大きな課題を抱えた若い企業です。私たちの役割は、概念実証の達成を実現する「シンプル」なソリューションを、こうした企業に迅速に提供することです。これは、プロジェクトの将来を保証するための資金調達を行う上で重要となるステップです。

私たちは、フランスにおけるイノベーションの発展における自分たちの責任を自覚しています。この責任を担うべく、私たちは、企業が独自にカスタマイズしたソリューションの開発を長期的にサポートする固有のシステムを構築しました。

弊社のマーケットマネージャーを務めるヴィルジニー・ミアレーンは、医療機器の専門家でもあり、プロジェクトマネージャーとして過去15年間に多くのIVDアプリケーションの開発を指導してきました。彼女の経歴と経験は、革新的な医療機器企業向けのサポートと開発サービスを構築し、充実させるために必要な能力をもたらしてくれています。maxon Franceにとって、これらは最優先事項です。

弊社の電動医療機器の専門家がいつでもサポートいたします。

弊社はほぼ30年近くにわたり、体外診断機器から能動型埋め込み医療機器に至るまで、医療業界向けのメカトロニクスシステムの設計、開発、生産に従事してきました。「弊社の医療機器向けメカトロニクス設計は、小型化と軽量化、滅菌プロセスへの耐性、超高速動作、長寿命、そして何よりも信頼性といったお客様のニーズを満たす高度な技術ソリューションです」。